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神山 幸宏
元カラオケ店店長
9年間、カラオケ店の店長として、12時間勤務・月6日休みという環境で働いていました。やりがいはありましたが、心の中では「この働き方、いつまで続けられるんだろう?」と、常に不安がよぎっていました。

きっかけは、同僚の転職でした。「店長以外の道なんてない」と思い込んでいた私にとって、それは衝撃的な出来事でした。

不安だらけで登録した転職エージェントで、私は目から鱗が落ちる経験をします。面談で「あなたのクレーム対応経験は、立派な『交渉力』ですよ」と言われたのです。

それまで「雑用」だと思っていた数々の経験が、実は市場で通用する「スキル」なのだと確信した瞬間、私の転職活動は大きく変わりました。

現在は、食品スーパーの本社で運営サポートとして働き、土日休みの穏やかな毎日を送っています。

特別な才能があったわけではありません。ただ、店長経験という“宝の山”の価値に気づけただけです。

このブログでは、かつての私と同じように悩むあなたが、自信を持って次のステップへ進めるよう、私の全ての経験を共有します。一緒に、新しい働き方を見つけましょう。

「もう一度、日勤で働きたい」|飲食→事務職転職で年収を下げずに成功した実例

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この記事の3行要約
  • 結論:「飲食→事務」で年収を下げない鍵は、あなたの店長経験を「専門事務スキル(労務管理・コスト管理)」に“翻訳”することです。
  • 内容:夜勤で疲弊した私が、Dodaの添削で「作業日報」を「武器」に変え、年収410万で日勤・土日休みの事務職に転職した実例を紹介します。
  • 行動:まずは「翻訳シート」で自分のスキルを確認し、エージェントに「専門事務の非公開求人」の提案を依頼してください。

「…ただいま」

深夜2時。冷え切った部屋のドアを開ける。油とアルコールの匂いが染み付いた制服を脱ぎ捨て、コンビニで買った弁当を無言で口に運ぶ。スマホを開けば、SNSには土日を家族と楽しむ友人たちの笑顔。

「俺は、何やってるんだろうな…」

はじめまして。これは、数年前までそんな毎日を送っていた、32歳・飲食店副店長(当時)の私の物語です。

手取りは約25万円、年収で言えば約400万円。責任だけは重く、休みは不規則。夜勤明けに太陽を見るたび、「もう一度、日勤で働きたい」「土日に休みたい」という気持ちだけが、日に日に強くなっていました。

でも、行動できませんでした。なぜなら、拭いきれない“2つの恐怖”があったからです。

  1. 「飲食店のスキルなんて、オフィスで通用するわけがない」
  2. 「事務職に転職したら、年収が絶対に下がる

この記事は、そんな恐怖を抱え、キャリアの袋小路に迷い込んでいた私が、年収を一切下げずに「日勤・土日休み」の事務職へ転職を成功させた、具体的な実録です。もしあなたが同じ悩みを抱えているなら、この5分間だけ、私の話に付き合ってください。

目次

最大の勘違い:事務職に転職したら「年収が下がる」という思い込み

私が転職をためらった最大の壁は、「飲食→事務=年収ダウン」という強烈な思い込みでした。事務職といえば、手取り18万円で、誰にでもできるルーティンワーク…そんなイメージしかありませんでした。

しかし、それは大きな間違いだったのです。私が知らなかっただけで、事務職には大きく分けて2つの種類がありました。

① 一般事務② 専門事務
仕事内容:データ入力、電話応対、備品管理など、いわゆる「アシスタント」業務。仕事内容:専門知識が求められるバックオフィス業務。「営業事務」「人事・労務」「経理・財務」など。
年収イメージ:下がる可能性が高い。(ポテンシャル採用になりがちなため)年収維持・UPの可能性が高い。(あなたの店長経験が「専門スキル」として評価されるため)

私が狙うべきだったのは、後者の「専門事務」でした。しかし、当時の私には「自分の経験が専門スキルになる」という発想が全くありませんでした。

“翻訳”がすべて。店長経験は「最強の専門事務スキル」だった

「飲食店のスキルなんて、Excelもまともに使えないし…」
そう思っていた私に、転機が訪れます。同僚の紹介で、半信半疑のまま転職エージェント(doda)のキャリアアドバイザーとオンライン面談をした時のことです。

私の「どうせ通用しませんよね…」という卑屈な自己紹介を聞いた担当者は、笑ってこう言いました。

「〇〇さん、それは違います。〇〇さんの経験は、ただの接客じゃありません。それは『高度なオフィススキル』そのものですよ」

彼は、私が「当たり前の日常業務」だと思っていたことを、次々と“翻訳”してくれたのです。

【店長・副店長の経験“翻訳”シート】

あなたの「日常業務」“翻訳”後の専門スキル面接での語り出し一文(台本)
売上日報・月報の作成数値管理能力(売上・客単価の変動要因分析)「Excelを使い、日々の売上データと前年比を分析し、店長に報告していました」
スタッフのシフト作成・勤怠管理労務管理・リソース配分スキル(人件費率の最適化)「人件費率(目標〇%)を守りつつ、ピークタイムの人員を確保するシフト管理を担当しました」
発注・在庫管理・棚卸コスト管理・購買スキル(棚卸差異の改善)「過去のPOSデータに基づき発注点を見直し、棚卸差異を月〇万円改善しました」
新人OJT・マニュアル作成人材育成・研修企画スキル(独り立ち日数の短縮)「独自のマニュアルを作成し、新人の独り立ち期間を4週→2週に短縮した経験があります」

【実録】が添削した、僕の「ビフォーアフター職務経歴書」

自信を取り戻した僕は、彼のアドバイスを元に、あの「作業日報」だった職務経歴書を「提案書」へと作り変えました。

【Before】僕が最初に書いた「ただの作業日報」

職務要約

大学卒業後、株式会社〇〇に入社。6年間、飲食店の副店長として、ホール業務、キッチン業務、売上管理、スタッフのシフト作成、発注業務、アルバイトの教育などを担当してきました。店長を補佐し、店舗運営全般に携わった経験があります。

【After】の“翻訳”で完成した「戦う武器」

職務要約(添削後)

飲食店(30席)の副店長として6年間、店舗のPL管理人材マネジメントに従事。特に、データ分析に基づくコスト管理に注力し、発注点を最適化することでフードロスを月平均5万円削減(粗利率2pt改善)しました。また、OJTマニュアルの刷新により新人離職率を15%改善させた実績もございます。この「数値管理能力」と「調整力」を活かし、貴社の営業事務(または人事)として貢献したいと考えております。

この職務経歴書をdodaのシステムに登録した途端、僕のスマホには「面談確約」のスカウトが届き始めたのです。

面接で深掘りされた「コスト削減」の具体策

実際の面接で最も深掘りされたのは、「フードロスを月5万円削減」の部分でした。私はdodaの担当者と練習した通り、具体的にこう答えました。

「はい。まず、日々の廃棄伝票とPOSレジの理論在庫を突き合わせ、どの食材に差異が出ているかを特定しました。その上で、曜日・天気・近隣イベントの有無と、過去の発注データをExcelでクロス分析し、食材ごとの『最適発注点』の基準を見直しました。感覚的な発注から、データに基づいた発注に切り替えたことが成果に繋がりました」

この「課題→分析→行動→成果」のロジックが、事務職の「データ分析能力」や「業務改善能力」と完全に一致したのです。

なぜ「年収を下げない」転職にエージェントが必須なのか

「日勤・土日休み」の「専門事務」の求人は、好条件であるがゆえに**非公開**として扱われる傾向があります。企業が応募の殺到を避けるため、信頼できるエージェントに「即戦力になりそうな人だけ」をピンポイントで紹介してほしいと依頼するからです。

僕がの活用を強く推奨する理由は、以下の3点に尽きます。

  1. あなたの経験を「専門スキル」に“翻訳”し、書類の通過率を上げてくれるから。
  2. 「日勤・土日休み」で、かつ「年収が下がらない」優良な非公開求人を持っているから。
  3. 「年収維持(400万円以上)」を第一条件として、あなたに代わってシビアな年収交渉をしてくれるから。

一人で求人サイトを眺めているだけでは、年収が下がる「一般事務」の求人しか見つからず、結局「やっぱり無理だ」と諦めてしまう可能性が高いのです。

に「店長経験」を翻訳してもらう(無料)

に「年収キープ」の交渉を依頼する(無料)

※成果には個人差があります。2社に登録して比較するのがおすすめです。応募の強制はありません。

転職後の生活、そして手にしたもの

転職活動の結果、僕はIT系企業の「営業事務(セールスオペレーション)」として内定を獲得しました。気になる待遇は以下の通りです。

項目Before(飲食店 副店長)After(IT企業 営業事務)
働き方夜勤あり・月6日休み日勤のみ・完全週休2日
年収約400万円約410万円
年間休日約105日125日以上
プライベート昼過ぎに起き、ただ眠るだけの休日土曜の朝、家族と公園に行く日常

※これは一個人の体験談であり、成果には個人差があります。当時の募集条件に基づくものです。

よくある質問(FAQ)

本当にPCスキルが不安です。Excelも自信がないのですが…

問題ありません。私もそうでした。「Excelで売上集計をしていた」という事実が重要です。高度な関数(VLOOKUPなど)は、入社後に覚えれば十分間に合います。面談で「基本操作はできますが、関数は現在勉強中です」と正直に伝える姿勢が評価されます。

40代の店長ですが、もう遅いでしょうか?

決して遅くありません。40代の転職はポテンシャルではなく、あなたの「マネジメント経験」や「コスト管理能力」が問われます。その点において、店長・副店長経験者は他の候補者より圧倒的に有利な傾向があります。自信を持ってください。

面接では何を聞かれましたか?

最も深掘りされたのは「なぜ飲食業界から事務職へ?」という質問と、「職務経歴書に書いた『コスト削減』の具体策」についてでした。エージェントと練習した通り、「数値管理のスキルを、より専門的に活かしたい」という軸で答えることができました。

まとめ:「もう一度、日勤で働きたい」は、逃げじゃない

もし、数年前の僕と同じように、「日勤で働きたい」という願いを「年収が下がるから」という恐怖で押し殺しているなら、それは本当にもったいないことです。

あなたの店長・副店長としての経験は、あなたが思っている以上に「専門性の高い、価値あるスキル」です。 必要なのは、その価値を正しく“翻訳”し、それを求めている“場所”を知ること。そして、その二つを繋げてくれる“プロ”の力を借りる勇気です。

「もう一度、日勤で働きたい」
それは、逃げではなく、あなたのキャリアと人生を守るための、前向きで賢明な「戦略」です。

今日の5分が、1年後のあなたの生活を変えるかもしれません。

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※成果には個人差があります。2社に登録して比較するのがおすすめです。応募の強制はありません。

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