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やま店長(元)
元店長
高校卒業後に上京。

某大手カラオケチェーン店で9年間、働きました。

アルバイト→社員→副店長→店長としてキャリアを積みましたが、

理不尽なクレームで鬱になり退職。

その後、某大手居酒屋チェーンで店長として入社。

店長→統轄店長→エリアマネージャー→営業企画室として14年間、働きました。

コロナ禍で飲食業界の将来に不安を感じて、転職を決意。

現在は、電力の小売り事業者へ転職しました。

店長歴は20年以上です。

店長だった頃は、激務の日々で、長時間の残業が当たり前の生活を送っていました。

転職活動は5か月ほどで、簡単ではありませんでしたが、人に恵まれた、自分に合う職場を見つけることができました。

今の職場では残業がほとんどない会社で、仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、毎日を充実させています。

このブログでは、私の転職経験や居酒屋店長としての知識、さらには新しい職場での学びを共有していきます。

転職を考えている方、特に飲食業界で働く皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。

何個当てはまる?辞めたい飲食店の特徴5選

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飲食業界は魅力的だけど長く業界で働いていくのは厳しい…。

私は20年近く「店長」として飲食業界やカラオケ業界で働いてきました。

とても楽しかったです。若い学生が多くとても毎日が刺激的でした。

ただ年齢を重ねるにつれて、不安になってきました。

コロナをきっかけに転職し今では、ホワイト企業でプライベートと仕事を両立しています。

私が転職した理由から、成功例、さらにはスムーズに退職する方法まで、役立つ情報を考えてみました。

目次

飲食店で辞めたいと思う5つの特徴

あなたは何個当てはまりますか?

  1. 長時間労働
    飲食業界ではしばしば、従業員が長時間労働を強いられることがあります。
    これには準備や清掃の時間も含まれ、公式な労働時間以上に働かされるケースも珍しくありません。
  2. 低賃金
    労働の割に受け取る給料が低いと感じることが多いです。
    特に生活費が高い地域では、この問題はより顕著になります。
  3. 休日の不足
    飲食店は週末や祝日も営業することが多く、従業員が十分な休日を取得するのが難しい状況にあります。
    これがストレスの蓄積につながることも。
  4. 人間関係の問題
    店長や同僚との人間関係が原因で職場環境が悪化し、辞めたくなるケースも少なくありません。
    特に上下関係が厳しい場所では、ストレスを感じやすいです。
  5. お客様からのクレーム対応
    飲食業ではお客様からのクレーム対応が日常的に発生します。
    クレームの対応がストレスとなり、仕事に対するモチベーションの低下を招くことがあります。

1. 長時間労働

飲食業界では、長時間労働が常態化しています。

特に店長など管理職になると部下よりも長く働くことが多くなります。

そして見えない勤務時間として、実際の勤務時間以上に多くの時間を仕事(作業)することがあります。

このような長時間労働は、自分の自由な時間を奪い、体や心への負担となることがあります。

また、仕事ばかりでプライベートな時間が取れなくなると、家族や友達と過ごす時間も減り、関係が悪化する恐れもあります。

あなたはこの状況に慣れてしまってませんか?

2. 低賃金

飲食業界では給料が低いことがしばしば問題となります。

特に家賃や日常の費用が高い都市で働く人にとっては、給料だけでは生活が厳しくなります。

サービス残業が多いことや自腹経費が多いことも悩みのひとつです。

給料の低さは、自分の働きが正当に評価されていないと感じさせ、仕事への満足感ややる気を下げてしまいます。

これが、将来に対する不安を強め、最終的には転職を考える理由にもなるのです。

3. 休日の不足

世の中が休んでいるときが繁忙期。

週末や祝日も含めて続けざまに仕事をすることが多く、なかなか休めないことがあります。

特に年間休日が100日以下の場合も多いです。

休日が足りないと、体や心の疲れがたまりやすくなり、仕事の質が下がったり、健康に悪影響を及ぼすこともあります。

また、自分の趣味や家族と過ごす時間が減るため、ストレスが増えることにもなります。

この状態が続くと、仕事への満足感が下がり、うつ状態になり悪循環になります。

4. 人間関係の問題

職場の人間関係が悪いことが、働く人が仕事を辞めたくなる理由の一つになっています。

特に店長やエリアマネージャーなど管理職は孤独です。

部下やアルバイトたちに時には厳しくしなければならない時もあるからです。

陰で悪口を言われることも多く、これが原因で、仕事に対するやる気がなくなったり、心に負担を感じたりすることがあります。

5. お客様からのクレーム対応

私が一番嫌だったのは、客からのクレーム対応です。

クレーム対応は、本当に大きなストレスでした。

アルバイトが、ドリンクをこぼしてお客様の服が汚れてしまうなど、こちらに非がある場合は特に神経がすり減りました。

お客様の自宅へ謝罪も何度かあります。

あとは、理不尽なクレーム。

あわよくば飲食代を無料にしようと、理不尽に詰め寄ってくることもありました。

クレームのない職場に転職したいまとなっては、お客様からのクレームが一番つらかったです。

飲食店を辞めてよかったと感じるポイント3つ

より良い労働環境に変わったこと

飲食業界から転職した友人の多くが「プライベートの時間が増えた!」と話します。

新しい職場では、適切な労働時間、適正な人員配置、そして健全な労働条件が確保されていて、職場でのストレスが大幅に減少します。

また、労働環境の改善は、仕事へのモチベーションの向上にもつながり、昇進したり、副業など自分自身のスキルアップにもつながります。

体力的な負担が減ったこと

飲食店を辞めると体力的な負担の軽減を実感します。

特に、長時間立ちっぱなしでの作業や深夜までの労働など、身体を酷使する作業から解放されます。

体力的な負担が減ることで、仕事後の疲労感が減少し、趣味や家族との時間を楽しむ余裕が生まれます。

この結果、ワークライフバランスが改善し、生活の質が向上すると共に、仕事以外の人生を豊かにすることができます。

人間関係が改善したこと

新しい職場での人間関係の改善は、転職をした多くの人にとって大きな利点です。

新しい職場での良好な人間関係は、職場の雰囲気を明るくし、チームワークを促進します。

また、相互のサポートや理解が深まることで、個々の仕事への満足度が高まり、仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。

良好な人間関係は、長期的なキャリア形成においても、重要なファクターとなります。

飲食店を辞める前に注意すべき点と対策

事前の退職理由の準備

辞めるときは、なぜ辞めたいのかをはっきりと決めておくことが大切です。

これは、辞めることを上司に伝えるときに誤解を防ぎ、できるだけいい関係を保つのに役立ちます。

退職の理由は、新しいことに挑戦したい、働き方とプライベートのバランスを良くしたい、職場の環境を変えてみたいなど、正直で前向きなものがよいです。

このように事前に理由を考えておくと、退職をスムーズに進めることができ、辞めるときのストレスも少なくなります。

また、自分が次に何をしたいのか、どんなキャリアを目指すのかを考える良い機会にもなります。

面接でのアピール点の考え方

飲食店で働いた経験は、顧客対応や時間の管理、チームで働くこと、プレッシャーに強いことなど、多くの場所で役立つ技能を身につけさせてくれます。

転職をするときには、これらの経験をどう上手に伝えるかが大切です。

例えば、具体的な話を交えて、どのように困難な状況を乗り越えてきたかを説明すると、面接官にあなたのスキルをより鮮明に示すことができます。

さらに、飲食店ならではの難しい状況をどう解決したかを話すことで、問題を解決する力や柔軟に対応できる力もアピールできます。

こうして、過去の経験が新しい職場でどう生かせるかをはっきりさせることが、転職を成功させる秘訣です。

内定が出たらスムーズに退職する

企業から内定をもらったら、すぐに「退職の意思」伝えることが重要です。

内定が出たら内定先の企業と入社日の調整をしますが、一か月前、できれば二か月ほど時間をもらうと「有給消化」など、次への準備ができます。

辞めるときは、直接上司と話をして、今までの感謝を伝えつつ、これからの計画について短く話すといいです。

そして、次の人に仕事を引き継ぐ準備をしたり、残っている仕事もしっかりと最後までやり切りましょう。

飲食店からの転職成功例とは?

飲食業を辞めてIT業界へ転職した後輩のWくん

Wくんは、飲食業からIT業界へと完全に異なる道を選びました。

28歳でアルバイトから飲食店の正社員登用されていたWくん。

Excelが好きでよく売上集計表や分析表などを作っていました。

プログラミングに興味を持ち、独学で勉強を始め「未経験」でゲームアプリを開発している会社へ転職しました。

2年後の今では年収が飲食店で働いていた時よりも2倍になった!と話していました。

特に飲食業で鍛えられた「忍耐力」「ストレス耐性」は役に立ったと話していました。

長時間労働や厳しい環境でも諦めずに取り組む強い忍耐力は新しい環境でも役に立ったとのこと。

飲食店では客からの即時のフィードバックに対処する必要がありますが、IT業界では即時対応は少ないのでストレスも減ったとか。

飲食業を辞めて小売業へ転職した同僚のTさん

Tさんは、飲食店のエリアマネージャーをしていました。

コロナで「三密回避」など飲み会需要が減り始めたころに転職しました。

大手スーパーのエリアマネージャーとして転職した彼は良い意味で「人たらし」と言われる人から好かれるタイプだったため、新天地でもすぐに溶け込んでいたようです。

飲食店と小売店は共通する部分も多く即戦力として働けたようです。

特に季節ごとの販売戦略の立案やピーク時間を予測しての人員配置によるコストコントロールは飲食店での知識が役に立ちました。

客からのクレーム対応がなくなり、夜中に電話がかかってくることも無くなったことが転職して良かったと話していました。

飲食業を辞めてタクシー運転手になったIさん

Iさんは長年店長として働いていました。確か年齢は44歳くらいだったと思います。

飲食業界あるあるですが「レッテル張り」に合い、なぜか仕事ができないキャラになっていました。

これ以上の出世が望めないことを考えた彼は二種免許を取りタクシー運転手になったのです。

効率的に乗客を拾う場所と時間帯を把握し効率よく集客していきました。

特にインバウンド(外国からの観光客)の増加を背景に、自身の収入を向上させることに成功したようです。

飲食店を辞めるときの退職代行サービスの利用方法

余程のことがない限り
退職代行はおすすめしません

退職代行を検討するのは、相当追い込まれている人か、人間関係が煩わしく面倒な方ですね。

私、個人としてはあまりおすすめしませんが、もし利用するならば検討すべき点について考えてみました。

退職代行サービスの利用メリットとデメリット

退職代行サービスを使う一番の利点は、自分で退職の話をしなくても、面倒な退職手続きをストレスなく済ませられることです。

人間関係の問題で辞める場合や、直接退職の話をするのが難しい人、または有給を使い切って退職したい意思を代わりに伝えてくれるのはとても役立ちます。

ただし、このサービスにはお金がかかることが最大のデメリットです。

退職代行サービスの選び方

退職代行サービスを選ぶときは、その実績や他の人の評価をよく調べましょう。

信頼できるサービスかどうかを確かめるためには、サービスの詳細、サポートの具体性、そして料金がはっきりしているかを見ます。

料金に関しては、できれば安いところを選びたいですね。

サービスの質は、インターネットでの口コミやレビューを見ると、より分かりやすくなります。

退職代行サービスの実際の使用方法

退職代行サービスを使うときは、最初にその会社に電話やメールで自分が退職したいということと、その理由を伝えます。

同意するサービス内容や料金の後、契約をして、自分が働いている会社の情報やいつ辞めたいかなどを教えます。

それをもとに、サービスの会社が退職手続きをすべてやってくれて、終わったら退職が完了したことを教えてくれます。

このやり方なら、面倒な手続きや、直接退職の話をするストレスから自由になれます。

【まとめ】何個当てはまる?辞めたい飲食店の特徴5選

飲食業界で働くことは、長い時間働いたり、給料が少なかったり、休みが足りなかったり、人間関係やお客様のクレームに悩まされることもあり、辞めたくなることがあります。

転職を決めて新しい仕事にチャレンジすれば、働きやすい環境や体の負担が少なくなるなど、いい変化を経験できるかもしれません。

退職代行サービスの利用も考えられますが、使う時は慎重に選びましょう。

結局のところ、自分の生活や将来の目標に合った仕事を見つけることが大切です。

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