「30代で店長経験しかない自分には、もう他に行き場なんてない」
かつての私は本気でそう思っていました。土日は休めず、クレーム対応とシフト調整に追われ、年収は400万円代で頭打ち。転職サイトを見ても「未経験歓迎」の給料は下がるばかり。
しかし、ある「戦略」を持ってリクルートエージェント
の面談に臨んだ結果、私の転職活動は劇的に変わりました。
もちろん、全ての企業がトントン拍子に進んだわけではありません。書類選考で落ちた企業も山ほどあります。 しかし、最終的に提示された選択肢の中には、ネットには一切出ていない「年収600万円以上・完全週休2日(土日)」の非公開求人が確実に存在しました。
この記事では、スキルに自信がなかった私が、最大手エージェントから「お宝求人」を引き出すために使った、たった3つの「魔法の質問」を公開します。これは、今日から誰でもマネできる再現性の高いテクニックです。
なぜ、あえて「リクルートエージェント」を選んだのか
正直に言えば、私はリクルートエージェント
の他にも、doda
や
リクナビNEXT
といった大手サービスにも登録していました。それぞれに強みがあり、決して他社が悪かったわけではありません。
それでも、店長職からの脱出において私がリクルートエージェント
をメインに据えた理由は、シンプルに「非公開求人の保有数が桁違いに多いから」です。
私たち店長が狙うべき「年収アップ」と「土日休み」が両立するホワイトな求人は、人気が高すぎて応募が殺到するため、一般の転職サイトには掲載されません。エージェントが隠し持っている「非公開求人」の中にしか存在しないのです。
つまり、情報の母数が少ないエージェントを選んだ時点で、ホワイト企業に出会える確率はガクンと下がります。「質」を求めるなら、まずは圧倒的な「量」を持つ最大手を押さえておくのが、30代転職の鉄則です。
担当者の目の色が変わる!非公開求人を引き出す「3つの魔法の質問」
とはいえ、ただ登録して待っているだけでは「今の経歴(店長)の延長線上にある求人」=「また小売・飲食の店長候補」しか紹介されません。
担当のエージェントに「この人は違うぞ」「特別な案件を紹介しよう」と思わせるために、私は面談で以下の3つの質問を投げかけました。
質問① スキルの「翻訳」をお願いする
「『店長経験』という枠ではなく、『マネジメント経験』『PL(損益)管理経験』として評価してくれる異業界の求人はどこでしょうか?」
【狙い】 単に「店長です」と言うと、小売・飲食業界の枠に入れられます。しかし、私たちはお金の管理も、人の採用・教育もやってきた「経営者」に近い存在です。 この質問をすることで、エージェントは「人材業界」「不動産管理」「BtoB営業のマネージャー候補」など、高年収が狙える異業種の選択肢を広げてくれます。
質問② 「構造的」に年収が高い業界を狙う
「私のスキルで挑戦できる業界の中で、そもそも『業界平均年収』が高いジャンルはどこですか?」
【狙い】 年収は「個人の能力」よりも「業界の利益構造」で決まります。 この質問を投げかけると、担当者は利益率の高い「IT業界」や「コンサルティング関連」「専門商社」などのバックオフィスや営業職など、今の激務より楽なのに給料が高い案件を探さざるを得なくなります。
質問③ 担当者の「本気」を引き出すキラーフレーズ
「もし、私が担当者さんのご家族やご友人だったとしたら、今の私の経歴でどの企業を一番おすすめしますか? 一般公開できない案件でも構いません」
【狙い】 これは最強の質問です。エージェントも人間です。マニュアル通りの対応から、一歩踏み込んだ「本音の提案」引き出すことができます。 私の場合はこの質問で、サイトには絶対に出てこない「大手メーカーの物流管理部門(土日休み・年収650万)」という案件が出てきました。
その結果、私の手元に届いた「オファー内容」
これらの質問をしてから数日後、私のマイページには驚くような求人が届き始めました。具体的な評価ポイントとともに紹介します。
- 大手人材会社の拠点マネージャー候補(当時32歳で内定) 条件:年収600万円〜/土日祝休み 評価された点:アルバイトスタッフ50名を束ねた「統率力」と「採用コスト管理」
- 物流テック企業のカスタマーサクセス責任者 条件:年収650万円〜/リモート可 評価された点:クレーム対応で培った「課題解決力」と「傾聴力」
- 専門商社の法人営業・課長候補 条件:年収580万円〜/残業月10時間 評価された点:店舗の売上目標を毎月追いかけ続けた「数字へのコミット力」
どれも「店長」という肩書きのままでは、検索すらしていなかった企業ばかりです。 共通していたのは、私の「数値管理能力」と「対人折衝力」を、異業界の言葉で高く評価してくれたことでした。
「そんな偉そうな質問して大丈夫?」と不安なあなたへ
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。 「こんな質問をしたら、エージェントに嫌われるんじゃないか?」 「お前ごときが何様だ、と思われて求人を紹介されなくなるのでは?」
結論から言えば、全く逆です。むしろ「優秀な求職者だ」と判断され、優先順位が上がります。
エージェントの担当者は、毎日何人もの「受け身な求職者」と面談しています。「いいところがあれば紹介してください」という人よりも、「自分の強みを理解し、戦略的に動こうとしている人」の方が、企業に推薦しやすいのです。
- 「質問ができる」=「コミュニケーション能力が高い」
- 「条件を明確にする」=「マッチング精度が上がる」
つまり、これらの質問をすることは、あなただけでなく担当者にとってもメリットがある行為なのです。堂々と聞いてしまって問題ありません。
まとめ:30代店長は「聞き方」ひとつで市場価値が化ける
「店長だから、転職しても年収は下がる」 「店長だから、土日休みなんて無理だ」
もしそう思っているなら、それはあなたの市場価値が低いのではなく、単に「良い求人の引き出し方」を知らなかっただけです。
もちろん、リクルートエージェント
に登録したからといって、明日すぐに内定が出るわけではありません。私も数社の面接には落ちましたし、条件が合わず見送った求人もたくさんあります。
しかし、まずは業界最大手という「巨大な金庫」の扉を開けないことには、何も始まりません。 今の環境を抜け出すためのチケットは、無料で手に入ります。ぜひ、次の休日にでも面談を予約し、あの質問を投げかけてみてください。
きっと、「自分にはこんなに選択肢があったのか」と驚くはずです。


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