元・飲食店店長(32歳で転職)
新卒で飲食チェーンに入社し、9年間勤務(うち店長5年)。月休6日・夜勤ありの生活に限界を感じ、在職中に転職活動を開始。リクルートエージェントとdodaを活用し、約1ヶ月でIT企業の「カスタマーサクセス職(年収420万・土日祝休)」の内定を獲得。現在はその経験を基にキャリア支援情報を発信中。
「もう限界だ。明日、辞表を叩きつけてやりたい…」
「でも、次の仕事も決まっていないのに辞めたら生活が…」
毎日、深夜まで店舗を回し、心身ともにすり減らしている30代店長のあなたへ。
その「辞めたい」という気持ちと、「辞められない」という現実の板挟み、かつての私も全く同じでした。
この状態を、キャリア論では「店長独特のキャリア停滞ゾーン」と呼びます。現場での成長実感は頭打ちになり、かといって本部への道は狭く、市場価値が分からなくなる時期です。
しかし、正しい「戦略」と「準備」さえあれば、今の会社を円満に退職し、さらに待遇の良い異業種へ転職することは十分に可能です。
この記事は、元店長の私が実践した、「退職交渉」と「転職活動」のリアルな記録です。
そのまま使える「交渉台本」や「面接回答例」を惜しみなく公開します。
- Day 1-3:市場価値の確認とエージェント登録(心の安全基地を作る)
- Day 4-10:職務経歴書の作成と応募(「店長経験」を武器に変える)
- Day 11-20:面接ラッシュ(「異業種でも通用する」証明をする)
- Day 21-30:内定獲得と退職交渉(「円満」に辞めるための技術)
※店舗の人員不足が極端な場合や、地方で求人数が限られる場合は、さらに期間を要する可能性があります。焦らず、まずは「自分の現在地」を知ることから始めましょう。
まずは「市場価値」と「適正年収」を診断する(無料)
リクルートエージェントの無料診断では、 あなたの経験が市場でどれくらい評価されるのか、 年収相場を1分でチェックできます。
リクルートエージェントで市場価値をチェック(無料)【Day 1-3】準備フェーズ:店長経験を「異業種スキル」に翻訳する
このフェーズの3行まとめ
- 「店長しかできない」は思い込み。あなたのスキルは異業種で高く売れる。
- まずはエージェントに登録し、「心の安全基地(逃げ道)」を確保する。
- 自分の市場価値(年収相場)を知ることで、冷静な判断力を取り戻す。
最初の一歩は、具体的な転職活動ではありません。「自分には、ここ以外にも居場所がある」という確信を持つことです。そのためには、あなたの店長経験を、異業種の人事にも響く言葉に「翻訳」する必要があります。
あなたの「当たり前」は、他業界の「専門スキル」になる
多くの店長が「自分には接客しかできない」と誤解しています。しかし、以下の表を見てください。あなたの業務は、立派なビジネススキルです。
| 店長の日常業務 | → | 翻訳後の専門スキル |
|---|---|---|
| シフト作成・人員配置 | → | リソースマネジメント・労務管理 |
| アルバイトの採用・教育 | → | 採用実務・人材開発(タレントマネジメント) |
| クレーム対応・トラブル処理 | → | 課題解決能力・リスクマネジメント |
| 売上日報・発注管理 | → | 計数管理能力・PL(損益)管理 |
| スタッフの定着率改善 | → | 組織マネジメント・エンゲージメント向上 |
特に一番下の「定着率改善(エンゲージメント向上)」は、今どこの企業も喉から手が出るほど欲しているスキルです。この翻訳作業をエージェントと一緒に行うだけで、書類選考の通過率は劇的に変わります。
【Day 4-10】応募フェーズ:非公開求人を狙い撃つ
このフェーズの3行まとめ
- 30代店長が狙うべきは「CS」「法人営業」「人事」の3職種。
- 条件の良い求人は「非公開」になっていることが多い。
- リクルートとdodaを併用し、求人の「幅」と「深さ」を網羅する。
市場価値を知り、書類の準備ができたら、いよいよ応募です。ここでは、店長経験者が年収を下げずに狙える「異業種」のターゲットを絞ります。
詳細を見る:店長経験が活きる3つの異業種
1. カスタマーサクセス(CS)
活かせるスキル:顧客折衝力、課題解決力
理由:IT/SaaS業界は成長中で年収水準が高い。顧客対応経験が直結する。
2. 法人営業
活かせるスキル:目標達成意欲、提案力
理由:成果が給与に反映されやすい。店長の「数字を作る力」が評価される。
3. 人事・採用担当
活かせるスキル:採用・面接経験、人材育成力
理由:アルバイト採用の実務経験がそのまま活きる。土日休みが取りやすい。
この段階では、リクルートエージェントで求人数を確保しつつ、doda
で異業種への専門的なアドバイスをもらう「二刀流」が効果的です。
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【Day 11-20】面接フェーズ:面接官を頷かせる「3つの回答」
このフェーズの3行まとめ
- 退職理由は「不満」ではなく「キャリアアップへの意欲」に変換する。
- 未経験への不安は「学習能力の再現性」で払拭する。
- 自己PRは「精神論」ではなく「具体的な成果(数字)」で語る。
書類が通れば、次は面接です。異業種面接で必ず聞かれる質問と、店長経験を強みに変える回答例を用意しました。
【Day 21-30】内定・退職フェーズ:円満に去るための「交渉術」
このフェーズの3行まとめ
- 退職は「内定承諾後」に伝えるのが鉄則。
- 「次が決まっている」「不満は言わない」「引き継ぎはやる」が交渉の鍵。
- どうしても揉める場合は、専門家の力を借りてでも自分を守る。
内定が出たら、最後にして最大の難関「退職交渉」です。ここを乗り切れば、晴れて自由の身です。
引き止めをかわす「鉄壁の退職理由」
「店が回らなくなる」「給料を上げるから」といった引き止めには、以下の台本で毅然と対応しましょう。
【コピペOK】退職交渉台本
「突然のお話で申し訳ありません。〇月末で退職させていただきたく、お時間をいただきました。
実は、以前から挑戦したいと思っていた〇〇業界(転職先)から内定をいただき、そちらでキャリアを積むことを決意いたしました。
これまでお世話になったご恩は決して忘れませんし、今の会社への不満もありません。ただ、自分の将来のためにどうしても挑戦したいのです。
引き継ぎに関しては、マニュアルを作成し、後任の方が困らないよう責任を持って行います。どうか、私の決断を応援していただけないでしょうか。」
【注意】30日で退職できないケースとは?
ここまで「最短30日」のロードマップを示しましたが、以下のようなケースでは期間が延びる可能性があります。
- 店舗の人員が極端に不足しており、物理的に抜けられない場合
- 就業規則で「退職の申し出は3ヶ月前」などと定められている場合(※法的には2週間前で可ですが、円満退職のため調整が必要)
- 求人数が少ない地域に住んでおり、希望の求人がすぐに見つからない場合
こうしたリスクを避けるためにも、エージェントと相談し、余裕を持ったスケジュールを組むことが成功の鍵です。
まとめ:30日後、あなたは新しい世界に立っている
「辞めたい」と思いながら、何もできずに過ぎていく日々。それは本当に辛いものです。
しかし、正しい手順で動けば、わずか30日で景色は一変します。
- エージェントに登録し、自分の価値を知る(Day 1-3)
- 経験を「強み」に翻訳し、応募する(Day 4-10)
- 自信を持って面接に臨む(Day 11-20)
- 内定を勝ち取り、毅然と退職を伝える(Day 21-30)
必要なのは、特別な才能ではなく、「最初の一歩を踏み出す勇気」だけです。
この記事を読み終えた今が、そのスタートラインです。
まずは5分だけ時間を使って、転職エージェントに登録し、「自分の可能性」を確認することから始めてみませんか?
30日後のあなたが、笑顔で新しいスタートを切っていることを、心から応援しています。
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